アマプラで映画「理想郷」を観ました。

「理想郷」あらすじ
フランス人夫婦アントワーヌとオルガはスローライフに夢を抱き、緑豊かな山岳地帯スペイン・ガリシア地方の小さな村に移住する。しかし、ある出来事をきっかけに地元の村人たちと敵対関係が激化していき……。
「理想郷」ネタバレ感想
※ネタバレを含みます
実際に起きた事件をモチーフにしているそうなのですが、田舎に元から住んでいる住人と新しく移住してきた住人のトラブルって、万国共通でどこにでもあるんでしょうね。
映画では風力発電の開発をめぐって揉めるのですが、元からの住民は風力発電の開発でお金を貰いたい、移住してきた主人公夫婦は風力発電に反対している。確かに風力発電は環境に良くないそうですが、地元民からすればお金がもらえて貧しい暮らしが少しは良くなるチャンスなのに移住者に反対されるいわれはないって感じですよね。
映画の前半は、主人公夫婦が嫌がらせを受けたりなど基本的に揉めているので、観ていてストレスを感じました。嫌がらせしてくる隣人兄弟がまあウザイわけですが、夫のアントワーヌも攻撃的で常に対応が良くないんですよね。嫌われているのに、わざわざ村の酒場みたいなところに行ったり。プライドなのか意地なのか分からないですけど、夫婦で家で過ごしていればいいのに。何か男たちって攻撃的だよなぁと。
まあ、そんな感じで揉め事が続き、ついにアントワーヌは隣人兄弟に殺されてしまうんです。この映画の本題はこの後だと思いました。
アントワーヌの遺体は見つからないので行方不明みたいな扱いになり、残された妻オルガは一人で捜索を続けるんですよね。捜索と並行しながら農業も一人でこなして…強い…
最後はアントワーヌの残したビデオカメラを発見して、隣人兄弟は逮捕されるって感じになるのですが、この時の行動がまたすごい。兄弟の母親のところへいき「あなたは私のように独りになる。もう私たちだけよ。私はそこにいます。必要なことがあれば。」って。夫を殺した兄弟の母親でも、お互い一人になってしまうのだから協力し合おうと…すごいですね。
夫アントワーヌと隣人兄弟の男同士敵対し合うだけの状態との対比がすごくて。
興味深い映画ではありますが、観ていてストレスを感じる場面も多いのでオススメかといわれると、おすすめはしにくいかもしれません。