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日光金谷ホテル 子連れ宿泊記

2024-07-28

日光にある「日光金谷ホテル」に私の両親と息子と4人で泊まってきました。明治6年(1873年)創業の現存する日本最古のリゾートホテルでクラシックホテルとしては超有名なので、前から泊まってみたいなと思っていました。

外観

趣のある本館の外観。入口のドアは、最近はめっきり見かけなくなった回転扉です。息子は初の回転ドアだったようで、面白かったみたいですw

こちらは別館の外観。和なテイストですが、中の客室はリニューアルされて現代風になっているそうです。

ロビーラウンジ

赤い絨毯が印象的なロビー。アンティークな古時計や温度計も素敵です。

ここで旅の手紙を書いたら素敵ですね(まあ、書かないですけど…)

館内ツアー

16時~と17時~で、館内ツアーが行われていました。私たちは17時~のツアーに参加しました。15人くらいの方が参加していましたが、金谷ホテルの歴史や、館内の見所(彫刻など)、宿泊された著名人の話など、とても興味深かったです。

意外にも小3の息子も興味深く聞いていました。そして、今回私と息子が泊まったお部屋53号室は今話題の渋沢栄一が泊まった部屋だそうな。何ともタイムリー!

客室 新館53号室

私と息子が泊まったのは新館の53号室。「新館」と名前がついていますが、作られたのは明治34年。デラックスモダンタイプのお部屋です。

青い絨毯が印象的なお部屋です。ベッドはやや硬めに感じましたが、枕は低めのものもあり良かったです。

窓枠はレトロな雰囲気で素敵です。

窓から眺める緑が良いですね。

デスクもありました。緑のデスクマットが何とも懐かしい感じですね。

テレビ台など。普通な感じですね。

ミニバー類。

お水は150周年記念ラベルのものが1人1本ずつ置いてありました。

コーヒーはネスプレッソでした。カフェインが得意でないので、右のゴールドのものがデカフェで嬉しかったです。

お風呂はユニットバスでした。水圧は悪くなかったですが、タイルの隙間の汚れがちょっと気になってしまいました。古いホテルなので、水回りの劣化は仕方ないのかもです。

でも、アメニティは良かったです。大きなボトルタイプでなく使い切りのミニボトルで安心でした。(最近はボトルに悪戯する人がいるなど色々と聞くので…)

食事

チェックイン前にメインダイニングでランチをいただきました。事前に予約しておいた150周年記念ランチです。

ランチ「150周年記念ランチ」

窓際の席で素敵な雰囲気でした。

まだ息子は1人前を食べられそうになかったので、スープとパンだけ追加で頼み、後はシェアする形にさせてもらいました。

まずはアミューズ。一口サンドイッチのようなもの。息子にそのままあげたので私は味は分からず。息子は「普通」と言っていましたが…

前菜「日光プレミアムヤシオマス」の軽い燻製と「神の海老」のキャビア乗せ、「日光ゆば」&生ハムのマリネ 彩り野菜のピクルスを添えて

どれも本当に美味でしたが、特に海老が美味しかったです。

スープは伝統仕立てコンソメスープ ロワイヤルを浮かべて。

めちゃくちゃ上品で大人な味のコンソメスープ。いわゆるインスタントのコンソメスープとは全く別物ですね。あれはあれで美味しいのですが、特別感のあるお味でした。

お魚料理は、虹鱒のソテー金谷風でした。

ニジマスのソテーは明治時代から受け継がれている金谷ホテルの看板料理ですが、YouTubeなどで見ていた一匹そのままの虹鱒のソテーとは違いました。ただ、一匹丸々食べるのはキツそうな感じだったので一口サイズで十分でした。

付け合わせのジャガイモやニンジン、ほうれん草は旨味が凝縮された感じでとっても美味でした。個人的にはニジマスより野菜が美味しかったですw

お肉料理は「とちぎ霧降高原牛」フィレ肉のステーキでした。

お肉はとっても柔らかでしたが、少し肉のくさみが。もう少し胡椒とかが効いてたらもっと美味しかったかもなーと。こちらも付け合わせの野菜がとても美味でした。

デザートはキルシュ風味のクレーム・ブリュレ。

小菓子もつきましたよ。

こういう歴史あるホテルのフレンチって少し古臭い感じのイメージがありましたが、今風にアレンジされていて良い意味で期待を裏切られました。1人1万円となかなかのお値段でしたが、十分満足できました。

▼ランチ動画▼

ルームサービス

夜はルームサービスを頼みました。日光周辺はランチやお茶をするお店は沢山ありますが、夕食を食べられるお店がほとんどなく…

メインダイングは夜は有名なカレーを食べることができないので(コースのみ)お部屋のルームサービスで頼みました。

ルームサービスのメニューはこんな感じです。

オードブルの盛り合わせ」と「100年ライスカレーのビーフ」を頼んで息子とシェアしました。

ランチと同様、オードブルはどれも美味しかったです。

そして有名なカレーですが、最初は甘味を感じ、後からスパイシーさがくる感じでした。そこそこ辛いですが、小3の息子も問題なく食べられるくらいの辛さ(スパイシーさ)でした。牛肉がゴロゴロ入っていて豪華でしたね。付け合わせのらっきょうと謎の漬物(福神漬けではなさそう)も美味しくて、特に謎の漬物はお土産に買って帰りたいお味でした。(残念ながら売ってなかった)

朝食

朝食は洋食を選びました。(和朝食の場合は、前日の20時までに予約&+500円かかるそうです。)

まずはサラダ。フレンチドレッシングがおいしかったです。

パン。4人分なのでもりもり。

卵料理はオムレツを選びました。見た目が美しすぎますね。中はトロっと半熟で美味しかったです。付け合わせのポテトも外がカリっ中はしっとりで美味でした。

なかなかボリューミーなので、私はオムレツもパンも食べ切れなかったのですが、王道のホテル朝食といった感じでとても良かったです。

日光金谷ホテル 感想

クラシックホテルに泊まったのは、小学生の頃に奈良ホテルに泊まって以来でしたが、非日常感を存分に味わえてとても良かったです。

息子はどうかな?と思っていたのですが、今時の子にとってレトロな空間はかなり新鮮だったようで、ホテルの雰囲気も館内ツアーもかなり楽しめていました。ただ、どうしても快適さという意味では新しいホテルには劣るので、赤ちゃん~幼稚園くらいまでは微妙かなと思います。遊べるところもないですしね。レトロ空間や歴史を楽しめる小学生以上がおすすめかなと思います。

もしまた泊まる機会があったら最近リニューアルした別館に泊まってみたいですね。お高いので、大分先のことになるとは思いますが…

明日以降、2日目に泊まった「ふふ日光」や「日光観光」についても投稿するので、また見に来てもらえると嬉しいです。

ノゾミス

フリーランスWEBデザイナー。30代、シングルなりたて1児の母。
築古2DKでも心地よくシンプル・ミニマルに暮らしたいミニマリストもどき。

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