アメリカの若者たちの間で、自分たちの経済状況が絶望的だと考えて浪費する「破滅的消費(Doom Spending)」が増えているそうですね。SNSのインフルエンサーなんかに影響されて、クレジットカードやBNPLを使って、お金がないのに衣服などに浪費しているそう。
一方、日本の若者は同じように経済状況に不安を抱えていますが、アメリカとは逆で「倹約化」が進んでいるそう。
私は30後半なので、若者とは言い難いですが、調査のデータでは20~30代が若者のくくりになっていたので、一応若者ということで…
日本人の多くが不安遺伝子を持っていることや、国民性などが影響しているのだと思いますが、Xなどをみても20代から節約して投資に回している人が沢山いますよね。私が節約や投資を意識し出したのは30を超えてからですが、今はまさに消費しない若者の一味かなと思いますw
特に消費したいものがない
個人的には、特に消費したいものがない、というのが大きいです。アメリカの若い子のように、洋服やらブランドバッグやらを買いたいとは思わないんですよね。キラキラ生活をアピールしているインフルエンサーを見ても、特に憧れもしないですし、欲しいとも思いません。
もちろん、20代の頃はブランド品など好きだったので、買った時に一時的な高揚感(ドーパミンが出る感じ)があるのは分かります。その高揚感によって一時的には不安が減ったり満たされた気持ちになるんですよね。それで買い物依存症になってしまう人もいるくらい刺激的であることは確かです。
ただ、あくまでも一時的なものであることも知っていますし、買う体験を積み重ねる程、その高揚感が減っていくことも知っています。
今は買い物による刺激よりも、無駄なモノを買わないことによる満足感の方が高くなりました。
・モノが少なくて家がスッキリしていること
・投資で少しずつ資産が増えていくこと
などの方が、心を満たしてくれています。
経済全体へは悪影響?
とはいえ、みんなが倹約していたら経済的にはよくないことも事実です。アメリカが経済的に強いのも、将来を考えず消費する人がいるからですし。
日本の若者が賢すぎるがゆえに経済的に縮小していってしまうのは、何とも皮肉といいますか…
私も、普段は節約していますが、たまの旅館やホテルステイはケチらず使っていきたいと思っています。